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目的と目標の違いについて

こんにちは、キャサリンです。
本日の研修は「目的と目標の違いについて」です。
この二つの言葉、似ていて異なるものですが、
みなさんは、この違いを説明できますか。

なでしこジャパンの「なでしこビジョン」とは

この「目的と目標の違い」は、私の研修を初めて受ける参加者に対して、
必ず問いかけていたテーマです。

この問いかけに、手を挙げて即答できる人はあまりいません。
そこで私は、具体例を出して聞いてみます。

「サッカーのなでしこジャパン、知っていますよね?
女子サッカーの日本代表ですが、彼女たちの目的はなんでしょうか」

すると参加者たちは、おおよそ次のように答えます。

「大会の優勝」

「金メダルをとること」

「世界一になること」

みなさんはわかりますか。
それでは正解の発表です。

なでしこジャパンの彼女たちの目的は、

日本で女子サッカーをメジャーにすること。

そしてその先には、

「サッカー、スポーツのあらゆる場に女性が関わり、
ポテンシャルを発揮できる社会の実現を目指す」

と、あります。

<引用元>女子サッカーなでしこビジョンより

参加者は一様に「!!」という顔をされます。

みなさんは、学生時代に部活をやっていましたか?友達同士でこんな会話をしたはことないですか?

「部活何やってた?バスケ?そうなんだー。強かった?」

「テニス?へー軟式?硬式?うちの学校は軟式だったんだ~。」

「水泳?きついよね~冬ってなにやってるの?」

と、こんな感じで。覚えありますよね。
ちなみに私は高校時代バスケ部でした。顧問の先生のあだ名が「フラン」だったのを覚えています。
やたら大きくて、ガタイが良くて、フランケンシュタインみたいから。女子高生容赦ないです(笑)。

もとい、

もしこのとき質問の答えが

「私サッカーやってたの!」

という返事だったらどうでしょう。

「サッカー?選手で?かっこいい!女子サッカー部があったんだ~でもうちの学校なかったよ~」と、
こんな会話になるのでないでしょうか。

女子サッカーって素敵ですし、かっこいいです。
しかし、会話でもわかるように、まだまだ日本ではメジャーなスポーツではないのです。

今でこそ、芸能人チームの影響もあってか、フットサルが親しまれているけれど、
それは社会人の趣味の中であって、バレーボールやバスケットボールほど、
部活に取り入れられていないのが現状の女子サッカー。
それでも頑張って練習をしているサッカー少女のために、なでしこジャパンの彼女たちは、
「日本で女子サッカーをメジャーにする」ということを目的のひとつに掲げたのです。
(なでしこビジョンは大きく分けて3つあります。詳しくはリンク先をご覧ください)

その目的を達成するために彼女たちは、

ワールドカップで優勝する
オリンピックに出場する
金メダルを獲得する

という「目標」を掲げるのです。

そう、目的とは、最終到達点であり、
目標とは、その到達点にたどり着くための手段
なのです。

そして、その目標を達成するために、毎日トレーニングに励んでいる、ということになるのです。

目的はひとつ。目標は人それぞれ

私は「顧客サービス(コールセンター)」の研修を主に行っていたので、
目的は、「お客様から心のこもった「ありがとう」をいただくこと」でした。

この「目的」は、コールセンターの最終到達地点です。
オペレーターは、ここへの到達を目指します。

チームの全員がバラバラの目的をもってはいけません。
目的はひとつ。ここがとても大切です。

そしてその目的を達成するために掲げるのが目標です。
これは個々によって違ってきます。

たとえば、ある人は商品知識が乏しいのなら「商品知識の充実」。
ある人は接遇が苦手なら「ペーシングやトーン、正しい言葉遣いを覚える」などです。
そして、それを達成して、目的に近づいていくのです。

ポイントは、「目標はできるだけ頑張れば達成できるよう設定する」ことです。
目標を高くしてしまうと、達成できずに落ち込んでしまうため逆効果です。
そして達成ができたら、周りの人たちは褒める(これも非常に大事)。
そして少しずつ難易度を上げながら、次の目標を作っていきます。

仕事という名の登山は、登頂するまでの道のりが大事

目的は「見えているけど、なかなか到達できない」くらいがちょうど良い。
仕事は、高い山に登っていくようなものです。

高い山ですから、なかなか登頂できなくて大変でしょう。
しかし、振り返ってみてください。そこにはクリアした自分の目標がたくさんあります。

そう、登り続けることに疲れたら、一度止まって振り返ればいい。
目標をクリアしてきたその事実は、そのままあなたの自信へとつながっていきます。

ゴールの先に何があるのか

目的と目標を混同していると、
ゴールにたどり着いた先のことが考えられなくなってしまう恐れがあります。

たとえば、

「たくさん勉強をして、良い大学に入って医者になる」
と、考えた場合、医師になることが目的となり、そこがゴールとなってしまいます。

しかし、
「たくさん勉強をして、良い大学に入って、お医者さんになって、病気の人を治すんだ!
と、考えた場合、
【目標】は、医師になることであり、【目的】は、病気の人を治すことで、
その先は無限の可能性があるのです。

目的と目標、違いを理解して、ぜひ今後に役立ててください。
***

いかがでしたか。
すでに知っている方はそのままで。
初めての方はぜひ参考になさってください。
いつもひっそり読んでくださっている読者のみなさまに感謝いたします。

◆今日の研修◆
「目的と目標は違う」
「目標は目的を達成するための手段」
「目的は目標の先、その先に「何か」を見つけよう」

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