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アンガーマネジメントを知ろう

ダニー
ああ~~頭来るーー!
キャサリン
 何?どうしたの?
ダニー
ゲーム機の抽選購入が全然当たんないんすよ!
キャサリン
抽選購入って、買う権利なの?
 
ダニー
そうなんですけどね、もう全然当たらなくて!!
キャサリン
まあまあ、頭にきたときは6数えるといいらしいわよ。6秒ルール。
ダニー
123456!!!!
キャサリン
早っ!!6秒じゃないわね、それ2秒よ。

購入するためには抽選に当たらなければならないゲーム機。
もう何回も落選しているダニーはずいぶんと怒っていますね。
周りまでちょっとピリピリした雰囲気になってしまってます。
こういった感情は周りに影響しやすいですから、これは良くない。
早く当選してもらいたいものです。

ところでその「怒る」感情、いわゆる「負」の感情ですが、
実はこれ、コントロールすることができるんです。
今日はそんな「アンガーマネジメント」についてお話ししましょう。

怒りのからくりとは

最初に「どうして怒ってしまうのか」という“怒りのからくり”を知ることが大事です。
わかりやすくするために怒りをライターの炎にたとえてみましょう

炎は怒りを表し、“ガス”の部分は「不安」「つらい」「苦しい」などの“マイナスな感情”です。

一方の“着火スイッチ”は、「〇〇するべき」という「自分の中の価値観」。
それが実現されないときに入るトリガー(引き金)です。
「やるべきことをやらない人がいる」「自分はこんなにやっているのにあの人は!」と、
思うようなことが増えると、
着火スイッチが入り、バチバチっと火花が散る機会が増えます。
そして、 ガス(マイナス感情)と火花(着火スイッチが入る)の両方が増えると、
炎が燃えやすい、つまり怒りやすい状態となってしまうのです。

アンガーマネジメントを知ろう

アンガーマネジメントとは、私たちの中に混在している怒りや悲しみ、引け目感じることなどを
自分の中で整理をし、その状況を客観的に見ることで、
万が一腹が立つ状態になったときでも、その怒りをうまくコントロールし、
問題解決に向ける、いうスキルのことを指します。

このスキルがないと、周囲に八つ当たりしたり、
(自分を理解してくれないと)圧力的な態度になったり、困った行動ををしてしまいます。
職場では、いろいろな人がいろいろな立場で仕事をしていますので、
この困った行動は業務上でも人間関係でも問題になってしまいます。
アンガーマネジメントを知ることは、それらの問題解決に大きく役立つでしょう。

アンガーマネジメントとは、「怒りをコントロールするスキル」のこと

英語で言うと、「アンガー」は怒り。「マネジメント」は管理するという意味になります。

怒りをコントロールすることができるようになれば、人の感情が多く存在する職場や家庭で
「困った行動」と抑える効果が期待できます。
特に職場は家庭よりも他人とのコミュニケーションが必要とされますので、
このスキルはとても必要となってくるでしょう。

自分だけの考えに固執しないで、
「みんなが働きやすい職場にするためにはどうすればいいじか」など、
考えの幅を広げることができるようになり、次第に怒りが静まっていくようになるのです。

今日からできるアンガーマネジメント

その1:イライラしたら6秒待つ

冒頭で、苛立つダニーにアドバイスしていましたね。
そう、これが<6秒ルール>です。 
怒りが起きそうなときに、まず6秒間がまんしてみましょう。
6秒待つことで理性が働き、衝動的ではなく人間的に行動することができます。

我慢するためにおすすめなのが「魔法の言葉を決める」こと。

「大丈夫」「たいしたことない」など、自分の気持ちを静める言葉などが効果的です。
「好きな食べ物」「好きな人の名前」などもよいでしょう。

その2: “怒りメモ”を取る

スマートフォンなどに毎日の怒りの内容を記録しておく。
怒ったことは憶えているけど、どうして怒ったまでは憶えていない。
なんてこと、ありませんか?
週に1度メモを読み返すことで「自分はこういうことで怒っているのか」と、
怒りの傾向がわかり、怒りのコントロールにつながります。

その3:「するべきこと」のボーダーラインを広げる

私たちは、怒っているとき、感情だけでなく、
思考にも関係しているといわれています。
なぜなら、私たちの多くは、「~するべきだ」という自分の中の価値観を持っていて、
他人がその価値観と違うと、違和感だけではなく「怒り」を覚えてしまうのです。
ですから、自分が考えと、他人の考えには、隔たりがということを理解することが重要です。
そして相手の価値観は「尊重する」ことが非常に大切です。

その4:自分でできることに注力する

自分の行動面に気を配ることことが重要です。
自分ができることだけに目を向け、
自分の力では、どうにもできないことは、エネルギーを使わないようにするのです。
どういうことかというと、たとえば、電車が遅れるとイライラしてきます。
しかし、これは自分でどうにかできる問題ではありません。
自分の力ではどうすることもできないことに対して怒っても、無駄なエネルギーとなる、
ということです。このことを理解できるようになれば、
ということができるようになります。

いかがでしたか。
ついつい怒ってしまうこともありますが、
少し考え方を変えてみましょう。
怒ってるその時間は有意義に使うべきだと見えてくるはずです。

怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。
マルクス・アウレリウス 第16代ローマ皇帝

◆参考◆
安藤俊介氏著(日本アンガーマネジメント協会代表理事)
怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング

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